私はサッカー選手として14年間もの間、競技と向き合い、邁進してきました。
その中で、一番の財産は「素晴らしき人々との出会い」です。

もちろん、競技を続ける過程で、
多くの達成感や純粋にサッカーが好き、という気持ちもあります。
しかし、それ以上に「仲間と切磋琢磨した時間」
「応援してくれている人々と共有できる喜び」「苦しい時に励ましてくれる友」
長く競技を続けていく過程で、心に強く残る思い出は、
スポーツを続けていたからこそ生まれた人との繋がりでした。

プロ選手になる。こんなに素晴らしい事はないでしょう。
でも、スポーツの価値はそんなに小さいものではないと思うのです。
プロになれたとしても、なれなかったとしても、また、社会の中のあらゆる場面で、
あらゆる人々に「スポーツがあってよかった」
そう想ってもらえる未来を創るために、我々は日々走り抜けたいと思います。